◎学校施設使用許可書の提示について(2023年8月25日に更新)
 夏休み等で廿日市中学校の校舎内に入れない場合、廿日市市中央市民センターで格技場の鍵をお借りする必要があります。その際に、以下の当該月の学校施設使用許可書を提示して下さい。
 なお、2023年3月分以降の廿日市中学校の使用許可書の取得状況は、以下の通りです。赤字になっているのが使用許可を得ている月です。

2023年 3月分 4月分 5月分(1/2) 5月分(2/2) 6月分 7月分 8月分 9月分 10月分 11月分 12月分
2024年 1月分 2月分 3月分 4月分 5月分 6月分 7月分 8月分 9月分 10月分 11月分 12月分
2025年 1月分 2月分 3月分 4月分 5月分 6月分 7月分 8月分 9月分 10月分 11月分 12月分

★冬季の足袋の着用と準備運動について
 12月から3月までの間は、武道場がかなり冷え込みますので、足袋の着用を許可します。足袋を新たに購入する場合は、滑りにくい綿製品で厚底のものを推奨します(参考例:石底足袋の表石底足袋の裏)。また、稽古を始める前に、体を温めるため、武道場5周以上のランニングを心がけてください。その後、準備運動をしっかりと行いましょう。これらのことは、稽古に遅れて参加する者も同様です。

★当身の稽古について(2024年9月2日、第二稿)
 開祖の植芝盛平も「実戦における合気道は、当身が七分、投げが三分」と言っておられるように、合気道において当身は重要である。多様な当身技があるが、当クラブでは主に以下の5つの当身技について、合気道の技の中で活用できるように稽古を行うこととする。
 なお、その際には「体全体の重心が乗るような(正面衝突のような入り身と)当身」、「受けの視界にない当身」、「突然視界に現れるような当身」を心がける。さらに、特に顔面等の急所への当身に対しては、受けに必ず受け手(かばい手、防ぎ手)を取らせることが重要である。

①掌底:近距離で多用できる。体重を乗せやすい。引きが小さくてもよい。鍛えなくても大丈夫。
②裏拳:意外性とスピード、打撃力がある。引手が使いやすい。主に顔面への攻撃であり、受けが怪我をしたり、拳を痛めやすいので、注意する。
③手刀:離れていても多用できる。鞭のように用いる。日本刀と同じように使う。
④肘打ち(エンピ、猿臂):型稽古がある。威力があり、接近戦で効果的である。多様な角度で繰り出せる。
⑤突き及び貫手:突きは正拳ではなく縦拳とする。触れるように接し、間合いの詰まる速さと突き上げるような押し込みが威力となる。

★エンピの型の稽古法について(2024年9月2日、第二稿)
 効果的な当身により、相手が「虚」の状態になり、さらに技をかけるための「崩し」ができるようになる。西尾師範により、当身に用いられるエンピ(猿臂、肘打ち)の型の稽古法が考案されている。私自身、長い間、エンピとは「肘打ち」による当身のことだろうというくらいの意識しかありませんでした。しかし、その意味について調べてみると、漢字では「猿臂」と表わし、そもそもは「猿の二の腕」のことだそうです。以下にその手順を整理してみた。一人で稽古ができるので、動画も参考に手順を覚えて、反復して稽古していただきたい。
 なお、急所への突きや肘打ちは思わぬ怪我につながる恐れがあるため、この稽古法は型の稽古にとどめること。

①(貫手突き)初めに、右正拳突きの構えから両拳の握りを解く。左手を右腕の下に引き込みつつ、前にいる受けの左脇の下(急所の脇陰)に右の貫手突きを入れる。左手の甲を右肘の後ろに添える。次に、
②(後エンピ)左手を右手の前に回し込み、右足を後ろに引きつつ、後にいる受けのみぞおち(急所の水月)に右肘を突き出す。左手を右手の前に添える。
③(上エンピ)右足を前に踏み込みつつ、前にいる受けの顎を打つように右肘を斜め上に突き上げる。両手を左胸の前に添える。続いて、
④(横エンピ)右足を右横に踏み込みつつ、左手で右腕を押し出すようにして右肘を右横に突き出し、右横にいる受けのみぞおち(急所の水月)を打つ。さらに、
⑤(前エンピ)再度右足を前に踏み込みつつ、腰を回し入れて、前にいる受けの左脇腹(急所の月影)を右肘で打つ。両手を左脇腹の前に添える。最後に、
⑥(下エンピ)再度右足を横に踏み込みつつ、(掌打などで屈み込んだ右横の受けの頭を手前に押さえつけてから)右腕を右肩の前で振り上げ、左手の甲を右肘の後ろに添えつつ右肘を下に落として四股立ちになる。残心をしてから、自然体になる。

★チャットGTP-4に聞いてみた(その1)(2023年9月24日)
Q.合気道の初段を取得するための条件は何か?
A.合気道の初段を取得するためには以下の条件が必要です。
所要稽古日数:入門後300日以上稽古し、段階的に5級から1級を取得した者で、1級取得後70日以上稽古した者が初段の審査を受けることができます。審査の届けは受験日の七日前までに審査料・登録料を添えて提出しなければなりません。
年齢制限:初段受験資格の年齢は満15才以上です。
技術:基本的な技を一通りできるようにしなければなりません。昇段審査では基本的な動作や技の熟練度はもちろんのこと、合気道の知見を試すための論文作成も課されるなど、初段としての総合的な資格が問われることになります。
指導力:稽古のなかで黒帯は指導の立場に回ります。合気道の練習体系を理解し、自ら新しい黒帯を育てられるような指導力がなければ、一人前の有段者とは言えません。
 これらの条件を満たすことで、初段を取得することができます。ただし、これらは一般的なガイドラインであり、具体的な要件は道場や協会によって異なる場合があります。詳細については、所属する道場や協会に確認してください。また、これらの条件を満たすだけでなく、自己改善と精神的成長も重要です。合気道は単に技術を学ぶだけでなく、心身を鍛える武道です。

 以上がチャットGTP-4からの回答です。「指導力」という項目がある、有段者には指導力が必要とされていることに驚きました。有段者の皆さん、自らの指導力を向上させましょう!

★広島合気会傘下の他の道場での稽古について(2023年7月14日)
 廿日市合気道クラブの会員は、広島合気会傘下の他の道場の稽古に無償で参加することができます。ただし、参加するにあたっては、事前に道場長の小谷にご相談下さい。また、他の道場の稽古日時や場所等については、広島合気会のホームページでご確認下さい。
 なお、広島合気会としては道場間及び会員間の交流を奨励していますので、できるだけ多くの会員が合同稽古や講習会などに参加していたくようお願いします。

★稽古での怪我を防止するために(2023年7月13日)
 全国合気道交流会のFacebookで、「皆さん、今まで合気道の稽古でどんな怪我(外傷)をしましたか?」というアンンケートを行っていました。途中経過ですが、合気道の稽古でよくある怪我は、1位:手首の捻挫(14%)、2位:肩の捻挫・挫傷(9%)、足指の捻挫(9%)、4位:首の捻挫(7%)、5位:爪の剥離(6%)と続くそうです。
 私自身も、一度ですが、肩を強く打って亜脱臼と診断され、一か月近く稽古をお休みしたことがあります。腰投げで投げられた時に、うまく受け身が取れなかったことが原因です。また、畳の縁に左足の親指の爪が引っかかって剝がれたこともあります。一番多い怪我は、手の親指の付け根の捻挫でした。小手返しの技をかけた時に、腕力の強い人が急に踏ん張って倒れないように我慢したため、小手を抑えていた私の親指のほうが力負けして曲がってしまいました。そのような怪我が5回くらいあったでしょうか?その時も一ヶ月くらいは、手の親指が痛くて小手返しの技ができませんでした。ですから、今でも腕力の強い人や小手返しを我慢する人は苦手です。
 これまで何人もの捻挫や打撲などの怪我をされた方を見てきましたが、その原因の多くが間違った技や間違った位置関係であるにもかかわらず強引な投げや抑えを行ったこと、投げられるのを過度に我慢したこと、投げ技の際の不注意で衝突したことなどにあると考えています。そこで皆さん、怪我を防止するためには、きちんと爪を切る、指輪などのアクセサリーを外す、準備運動をしっかりして正しい動きで技を行うとともに、力任せに技をかけることがないよう、また過度に我慢することがないよう(うまく投げられる、うまく受け身をとることも重要)心掛ける必要があります。また、投げや抑えの際に回りにも注意を払う、受けの体力や力量に応じて動きや力を調整するなど、相手を思いやる気持ちも大事ではないでしょうか!
 なお、私が時々参照している合氣道合心館(京都・大阪)のホームページの「イチから分かる合気道のいろは」にある記事の一つ「合気道って関節技とかで怪我しないの?そんな心配に合気道歴20年の私が答えます。」の後半部分に記述されている「私が怪我を未然に防ぐために心掛けている5つの事」が役に立つかと思われますので、以下にご紹介させていただきます。ホームページの記事も、是非、ご覧下さい。
 ①しっかりと準備体操をしてから稽古に参加する。
 ②黙想で雑念を取り払い、稽古に集中する。
 ③視野を広く稽古する。
 ④受身をしっかり練習する。
 ⑤身体の状態をよく観察する(無理をしない)。

★片手取りや両手取りの稽古の初期動作における鉤手や返し手について(2023年7月12日)
 合気道の片手取りや両手取りの稽古の場合、半歩踏み出して身体を沈めるとともに手を前に出し、受けに手首をつかまれた瞬間に鉤手や返し手の動作を行う。この動作を行う理由を「姿勢を安定させ、相手に崩されずに技をかけるため」と説明する人が多い。しかし、手首をつかまれたとき、鉤手や返し手で腕を固定することだけに集中すると、動きが固まってしまう。鉤手や返し手は初期動作ではあるが、あくまで一瞬の動作であり、鉤手や返し手を続けることが目的ではない。つまり、鉤手や返し手は技そのものではないと考える。
 鉤手や返し手の目的は、その動作によって受けの意識や次の動きを察知することではないだろうか。すなわち、つかまれた手首は受けとの貴重な接点であると考えれば、鉤手や返し手の意味も理解できるであろう。では、どのような鉤手や返し手が有効なのか。手首をつかまれた瞬間に鉤手や返し手の体制になり、同時に力を抜くことで、相手の次の動きや力の入れ具合を察知することができれば、その時すでに技は始まっているのである。

★YouTubeによる稽古動画の配信について(2023年6月27日)
 2022年10月からYouTubeに稽古動画を掲載し、同年11月1日から「会員限定」で閲覧できるように致しました。その閲覧回数は本年6月20日に1,000回を超えました。また、昨日の稽古動画10本を掲載したことにより、これまでのYouTubeへの掲載本数は507本となりました。
 ただし、動画1本当たりの平均視聴回数は、当初は約8.2回/本であったのが、最近は約3.2回/本と半減しています。稽古動画には稽古風景や解説なども掲載するようにしていますので、自身の技のチェックなどに活用して下さい。また、主に指導演武を「稽古及び技の別」に整理することも始めています(現時点での作業は約半数です)ので、併せて参考にして下さい。
 なお、ご意見・ご要望やお気づきのことなどがございましたら、kotani3@gmail.comにメールしていただくか、小谷に直接申し出ていただくようお願い致します。

★YouTube等で配信されている稽古動画について(2023年5月15日)
 故西尾師範を初め、その直弟子の猪谷一郎師範、竹森康彦師範、吉田幸治師範などの指導動画は主に海外の弟子たちによってYouTubeで多く配信されています。また、国内でも故西尾師範の合気道を継承している道場はいくつかありますが、そのなかで稽古動画を配信している道場を調べてみましたので、以下にその道場の関連サイトをご紹介します。
 なお、調べ切れているとは思えないので、未だその一部であるとご理解下さい。

 北都真武会:札幌市内で活動している合気道の会。YouTubeで稽古動画を配信している。
 福井円融会:福井県下で活動している合気道の会。ホームページ内で稽古動画を配信している。
 象水館:長野県松本市を拠点に活動している合気道の道場。YouTubeで稽古動画を配信している。
 AIKI健芯CLUB:横浜市内で活動している合気道の道場。YouTubeで稽古動画を配信している。
 市原合気会:横浜市内で活動している合気道の道場。YouTubeで稽古動画を配信している。
 小田原合気道クラブ:小田原市内で活動している合気道の道場。YouTubeで稽古動画を配信している。
 合気道横浜:横浜市内で活動している合気道の会。ホームページ内で演武の動画を配信している。

★呼吸法について(2023年4月25日)
 まずはじめに「呼吸法」とは何かということですが、植芝守央(2013)によると、『整った姿勢から生み出される全身集中の統一力を「呼吸力」といい、その鍛錬技法を「呼吸法」という。』とあります。また、佐々木貴氏によると、『「呼吸法」は呼吸力の養成法であって、相手を投げたり抑える技ではない。技でないから、相手を倒したり抑えるのが目的ではない。これを技として稽古すれば「呼吸法」にならない。』とあります。すなわち、「呼吸法」とは、合気道で重要な「呼吸力」を身につけるための鍛錬法なのです。そのため、多くの道場で、稽古の初めに「諸手取り呼吸法」を、稽古の終わりに「座り呼吸法」を行います。
 「呼吸法」のコツやポイントについては、稽古のなかでもその都度触れたいと思いますが、まずは以下の植芝充央合気道本部道場長の解説を参考にして下さい。

 諸手取り呼吸法    :https://www.mirandanokai.net/aikidou4/aikidou-jyoutatu10.html
 呼吸法(座法)のコツ :https://www.mirandanokai.net/aikidou4/aikidou-jyoutatu29.html
 座り技呼吸法のポイント:https://www.mirandanokai.net/aikidou4/aikidou-jyoutatu36.html
 
引用
 植芝守央:改訂新版 規範合気道基本編.(株)出版芸術社,pp.189,2013.
 佐々木貴:上達への秘訣【第428回】諸手取呼吸法で身につきやすい「技が効くための要素」と呼吸力. https://sasaki-aiki.com/article3_428.php

★西尾昭二先生のエンピについて(2023年4月5日)
 効果的な当身により、相手(受け)が「虚」の状態になり、さらに技をかけるための「崩し」ができるようになるので、当クラブでは当身の稽古も行います。
 その当身(当て)の稽古法の一つに、西尾先生が指導されていたエンピがあります。長い間、エンピとは「肘打ち」による当身のことだろうというくらいの意識しかありませんでした。しかし、その意味について調べてみると、以下のような解説が見つかりましたので、皆様にお知らせします。そもそもは「猿の二の腕」のことだったのですね。

ヤフー知恵袋から(一部、改変)
 猿臂(エンピ)は「猨臂」または「爰臂」とも記し、猨・爰(エン)も動物の猿を指します。しかし同じ「ひじ」でも、「臂」は腕の上半分(二の腕)、「肱」は肩から腕の関節までの腕(かいな)を指し、「肘」は腕の関節を折り曲げたときに外側になる部分やその上下の部位を意味します。
 なお、猿の二の腕のように長い上腕を持つ者を、「史記」では弓の強者であるとしています。また、「猿臂を伸ばす」とは欲深く遠くの相手までつかみ掛からんとする様で、「猿臂の勢」は軍隊の勢力を遠方に及ぼすという意味になります。

漢詩「滿江紅」の訳注から
 猿臂故將軍:猿のように長いひじを以て、弓を射るのに秀でていた李廣将軍のこと。
 猿臂:猿のように長いひじ。弓を射るのに射やすいひじとされる。「史記・李将軍列伝」に「廣爲人長,猿臂,其善射亦天性也。」とある。

四字熟語辞典から
 猿臂之勢(えんぴのいきおい)とは、進退や攻守を自在に変化させることのできる軍隊の体制のこと。または、遠い場所に陣を張ること。「猿臂」は猿のような長いひじのこと。弓を扱うには長いひじのほうが有利ということから、弓の扱いに長けた人のことをいう。また、長いひじを自在に操るということから、進退や攻守を自在に変えることができることをいう。

★「31の組み杖の稽古の手順表」について(2023年4月2日)
 ふと思い立ち、三十一の組み杖を稽古することにしました。というのは、約30年前、まだスマホもYouTubeもない頃、当時の師範からお借りした斎藤先生と柴田さんのビデオをもとに文字起こしして、取りと受けの別に手順を表にまとめたファイルが見つかったのです。今でこそ、多くの動画を見ることができますが、当時はこの表の説明をもとに稽古していました。何かの役に立つかもしれないと思い、ここに残しておきます。また、しばらくはこの表をもとに稽古してみようと思っています。

★杖の稽古法としての「十三の杖」について(2023年3月28日)
 「十三の杖」も、斎藤守弘先生が開祖植芝盛平から学んだ杖の技をもとに生み出した稽古法の一つです。以下に、「斉藤守弘先生の動画」を参考に解説してみました。
 なお、単独の素振りとしても稽古できますが、突きに対する合わせとして、その動きを説明してあります。

構え)
 1.左半身の立て杖の構え(左足の前に杖を立て、左手で軽く杖の上部を握る)
 2.受けの直突きの構えに対して、杖を跳ね上げて右手で掴み、左半身で直突きの構え
動き)
 1.受けの中段突きに対して、左半身で入身し、上段(胸)への直突き
 2.受けの中段突きに対して、右に転じ、右半身で早返しの横面打ち
 3.左に転じ、右半身で受けの上段突きを上段受け
 4.右半身のまま、杖を構えて受けの中段(腹正面)に直突き
 5.前足を軸に振り返り、後ろからの上段突きを八相返しで払い、左半身で八相の構え
 6.八相の構えから、受けの中段突きを右にかわし、前に踏み込んで右半身で横面打ち
 7.前足を軸に振り返り、杖を抱えるようにして、右半身で上段突きを左に払う
 8.右半身のまま、杖を構えて受けの中段(左脇腹)に直突き
 9.連続して杖を左後方に引き、右半身で下段払いの構え
10.左足を前に踏み出しながら、杖を上に返して、左半身で上段突きを右に払う
11.左半身のまま、半歩踏み込んで、上から受けの上段(胸)を突く
12.左半身のまま、杖を手返ししつつ右後方に捌き、受けの中段突きを払い落とす
13.左半身のまま、受けの中段(左脇腹)に直突き

★杖の稽古法としての「三十一の杖」について(2023年3月21日)
 「三十一の杖」は、斎藤守弘先生が開祖植芝盛平から学んだ杖の技をもとに生み出した稽古法の一つで、世界中の合気道家の多くが学んでいます。また、武器の扱いや武器への対応を学ぶ上においても、初心者から上級者まで一緒に稽古ができる「三十一の杖」は役に立ちます。当クラブでは、合気道を学ぶ者が習得すべき杖の稽古法の一つとして、「三十一の杖」の稽古を行います。
 なお、「突かば槍 払えば薙刀 持たば太刀 杖はかくにも 外れざりけり」という古歌にあるように、杖の稽古は、槍や太刀の要素を兼ね備えた合気道の技の理解にも大いに役に立ちます。また、「傷つけず 人をこらして 戒しむる 教えは杖の 外にやはある」という古歌にあるように、その教えは合気道の開祖の教えに通ずるものがあります。しっかりと、杖の稽古をしましょう!

★廿日市合気道クラブの総会と感謝の会のご案内(2023年3月15日)
 2023年3月1日をもって施行となりました当クラブの内規により、以下の日時等に総会を開催致しますので、ご案内申し上げます。

 日時:2023年3月18日(土)17:00~
 場所:廿日市市中央市民センター 2F 実習室
    アクセス:https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/site/chuosc/13741.html
 議題:
  1)内規について(解説と確認)
  2)内規の補足について
   ①スポーツ安全保険について
   ②役員等交通費の補助について
   ③指導者講習会等への参加費の支給について
   ④会費等について
   ⑤役員の主な事務分担について
  3)役員体制について
  4)今年度の決算報告について
  5)次年度の計画と予算について
  6)名誉会員と顧問について
  7)その他

 総会後に、以下の日時等で「感謝の会」を開催しますので、ご参加下さい。
  日時:3月18日(土)18:15~
  場所:イノクチ水産さかなや道場広電廿日市駅前店
     https://www.hotpepper.jp/strJ001142839/map/
  会費:3,000円
  幹事:小谷祐一、山延弘文

★内規の制定と総会の開催等について(2023年3月2日)
 当クラブの内規が2023年3月1日をもって施行となりましたので、会員の皆様には今一度その内容をご確認下さい(会員限定の欄に掲載してあります)。また、併せて役員体制や年度予算等につきましても検討を進めています(その概要は会員限定の「内規の補足」を参照のこと)。そこで、3月中に総会を開催したいと考えておりますので、日程の調整等、よろしくご協力下さい。
 なお、コロナ禍が下火になっているようなので、総会と同日に慰労会と親睦会を開催したいと考えています。

★剣または杖の手引き、剣対剣または剣対杖の稽古について(2023年1月31日)
 当道場では、徒手と同じ技を剣や杖の手引き(※)で稽古することもあります。徒手で行う合気道の技は、剣や杖の術理を体術の形で現したものであるとされています。すなわち、合気道では、剣を持てば剣で、杖を持てば杖で、徒手の技を表現することができなければなりません。
 また、剣や杖の手引きで稽古することにより、徒手の技の理解を深めることができます。そこで、「徒手」← →「徒手の動きを剣または杖を持って行う(手引き)」← →「手引きの動きを剣対剣または剣対杖で行う」という稽古をします。

【剣または杖の手引き】 徒手の技を剣や杖の手引きで稽古することにより、技の動きを再確認できます。また、徒手の動きの意味合いに気づくことができ、技の理解を深めることができます。

【剣対剣または剣対杖】 徒手や手引きによる技を剣対剣または剣対杖で稽古します。合気道の技には、相手を抑えたり投げたりするまで、多くの動きが含まれています。剣対剣または剣対杖の稽古により、ひとつの技の中に相手を攻撃できる瞬間や要素が多数含まれていることを理解できます。

※「剣の手引き」や「杖の手引き」のほうが、徒手の動きを剣または杖を持って行うという意味をうまく表わしているのではないかと考え、当面は「剣捌き」や「杖捌き」は使用しないこととします。例えば、「杖捌き」、「杖投げ」、「杖術の合気技」といったなかには、いくつかの技が混在している可能性があります。今後、技を整理するとともに、用語の使い方を工夫する必要がありそうです。

★合気道の関連用語の日英対訳について(その2)(2023年1月18日)
 高橋達人(たかはし たつひと)六段が運営する合気道に関するホームページ「達人たつひとの合気道場」をご紹介します。ここには、合気道に関する様々な話題や解説などが掲載されているので、大変見ごたえがあります。
 なかでも、【英語が苦手な人のための「合気道英語」教室】は合気道に関する英語学習において非常に役に立ちます。合気道の稽古で役に立つ英単語や用法から、技の細かな動きの表現方法まで、解説付きで記載されていますので、ぜひ参照して下さい。英語圏の方々にもお薦めします。

★合気道の関連用語の日英対訳について(2022年12月03日)
 参考までに、以下に最近調べたサイトを列記しました。

○日本語のアルファベット表記順
 https://www.journaled.com/JED/MA/Aikido/japanese_terms_general.htm
 http://aikidoresolutions.com/japaneseterms.html
 https://asu.org/student-handbook/glossary-of-aikido-terms/
 http://www.ne.jp/asahi/dji/home/aikilex/enlex.pdf

○技や用法の種類順
 http://sierra-aikido.org/glossary.html
 https://www.aikidopractice.com/japanese-terms
 https://bradfordaikido.co.uk/what-is-aikido/japanese-terminology
 https://aikidomushin.com/Aikido%20Terminology.html

★腰投げ4つの稽古法について(2022年10月31日、初稿)
 腰投げにもたくさんの技があるが、比較的容易で受けが受け身を取りやすい以下の4つの技を稽古することとする。

①逆半身片手取り(三教投げの受け身を稽古してから)
 もう一方の手で下から掌底を当てつつ、受けの股下に入身して、取り手を(肩のラインよりも)後上方に伸ばす。
 受けが襟又は袖を掴んだことを確認してから、ヤジロベーのように受けの足を払いつつ、体重を移動して投げる。
 受けが足の上に落ちないように足を引くことが重要である。
②相半身片手取り
 四方投げのように受けを崩して、脇の下に腰を深く差し込む。
 受けの腹を腰に乗せつつ手で受けの腰を抱える。
 受けが襟又は袖を掴んだことを確認してから、腰をひねって投げる。
③両手取り
 側面に入り身しつつ、前手で受けの手を二教に取り、後手で受けの手を上から抑える。
 二教を脇の下から外に押し出しつつ、受けの腹を腰に乗せ、腰をひねって投げる。
 二教の手は離すが、抑え手は掴んだまま、受けが受けを取りやすいように引き揚げる。
④相半身片手取り
 後に転換して受け流しで受けを上方に崩し、さらに横エンピを入れた手で前方に引き出す。
 脇の下をくぐって受けを腰に乗せる。
 ヤジロベーのよう受けの足を払いつつ、体重を移動して投げる。
 受けが足の上に落ちないように足を引くことが重要である。
 掴んだ手は離さず、受けが受けを取りやすいように引き揚げる。

★当身の稽古について(2022年10月31日、初稿)
 植芝盛平も「実戦における合気道は、当身が七分、投げが三分」と言っておられるように、合気道において当身は重要である。多様な当身技があるが、当クラブでは主に以下の5つの当身技について、合気道の技の中で活用できるように稽古を行うこととする。その際には「体全体の重心が乗るような間合いの当身」、「受けの視界に入らない個所への当身」、「突然視界に現れるような当身」を心がける。
 なお、顔面への当身には十分に注意するとともに、受けに必ず受け手を取らせることが重要である。また、急所への当身は行わない。

掌底:近距離で多用できる。体重を乗せやすい。引きが小さくてもよい。鍛えなくても丈夫。
裏拳:スピードがある。打撃力がある。引手が使いやすい。痛めやすい。
手刀:刀と同じように使う。離れていても多用できる。肘や手首を鞭のように用いる。
肘打ち(エンピ、猿臂):型稽古がある。威力がある。接近戦で効果的である。多様な角度で繰り出せる。
突き及び貫手:突きは正拳より縦拳で。触れるように接し、間合いの詰まる速さが威力となる。

★エンピの型の稽古法について(2022年10月29日、初稿)
 西尾師範により、当身に用いられるエンピ(猿臂、肘打ち)の型の稽古法が考案されている。以下の通り、その手順を整理してみた。一人で稽古ができるので、動画も参考に手順を覚えて、反復して稽古していただきたい。
 なお、急所への突きや肘打ちは思わぬ怪我につながる恐れがあるため、この稽古法は型の稽古にとどめること。
①(貫手突き)初めに、右正拳突きの構えから両拳の握りを解く。左手を右腕の下に引き込みつつ、前にいる受けの左脇の下(急所の脇陰)に右の貫手突きを入れる。左手の甲を右肘の後ろに添える。次に、
②(後エンピ)左手を右手の前に回し込み、右足を後ろに引きつつ、後にいる受けのみぞおち(急所の水月)を打つように右肘を後ろに突き出す。左手を右手の前に添える。
③(上エンピ)右足を前に踏み込みつつ、前にいる受けの顎を打つように右肘を斜め上に突き上げる。両手を左胸の前に添える。続いて、
④(横エンピ)右足を右横に踏み込みつつ、左手で右腕を押し出すようにして右肘を右横に突き出し、右横にいる受けのみぞおち(急所の水月)を打つ。さらに、
⑤(前エンピ)再度右足を前に踏み込みつつ、腰を回し入れて、前にいる受けの左脇腹(急所の月影)を右肘で打つ。両手を左脇腹の前に添える。最後に、
⑥(下エンピ)再度右足を横に踏み込みつつ、(掌打などで屈み込んだ右横の受けの頭を手前に押さえつけてから)右腕を右肩の前で振り上げ、左手の甲を右肘の後ろに添えつつ右肘を下に落として四股立ちになる。残心をしてから、自然体になる。

★三段打ちの稽古について(2022年10月19日、第二稿)
1)剣対剣による三段打ち
 お互いに中段の構えで相対した後、剣先を外すと受けが右小手を取りにくるので、その剣を峰で抑える。続いて正面(または左横面)を打ってくる受けの剣を左八双で迎え入れる。この時、後退しないこと、鍔の位置を肩よりも高くすること、及び柄を右手で押し込むようにしっかりと支えることがポイントである。次に空いている右脇に胴払いにくるので、左ななめ後ろに捌きながら受けの剣に峰を乗せるように受ける。この時に押さえつけすぎると、受けの剣先が下がって下腹部を斬りつけられることになるので、注意する。攻守を交代して、受けの右小手を取りに行き、続いて面打ちと右胴払いを行い、これを繰り返す。
  西尾昭二 https://www.youtube.com/watch?v=4nGUEDL1Mew
  竹森康彦 https://www.youtube.com/watch?v=4u7nCj96Lgk
  竹森康彦 https://www.youtube.com/watch?v=muHVK1gIkWk
 なお、受けが低く右側面(例えば、右膝の裏)に斬り込んできた場合は、剣先を右下に落として体を開いて受けの剣を捌く必要がある。以下の一人稽古の動画が参考になる。
  河辺俊秀 https://www.youtube.com/watch?v=XC5jtP7EADQ

2)剣対杖による三段打ち
 受けは右半身の直突きの構え、取りは右半身の自然体。受けが直突きをすると、左に捌きつつ杖を返して受けの杖を上から叩く。続いて、受けは受け流してから左横面を打ってくるので、受けの杖を右手で左外に払う。この時、しっかりと打つように払う。次に受けは杖先を返してから右脛を打ってくるので、右足を後ろに捌きながら下段払いで受ける。さらに、杖先を返して受けの胸に当ててから押し突く。受けが後退して振り被るので、左に入り身しつつ返し突きで中段を突く。
  黒木高志 https://youtu.be/00OL-B1nlTo

3)杖対杖による三段打ち(考案中)
 受けは右半身の直突きの構え、取りは右半身の自然体。受けが直突きをすると、左に捌きつつ杖を返して受けの杖を上から叩く。続いて、受けは受け流してから左横面を打ってくるので、受けの杖を右手で左外に払う。この時、しっかりと打つように払う。次に受けは杖先を返してから右脛を打ってくるので、右足を後ろに捌きながら下段払いで受ける。続いて、相手の左半身の中段突き、右横面打ち、左膝打ちを同様に捌いて受ける。攻守を交代して、中段突き、上段横面打ち、下段脛打ちを行い、これを繰り返す。杖の場合、左右の動きを変えて行うことができる。

4)徒手による三段打ち
(1)剣対剣の動き
 構えは右相半身。受けの左手による中段突きを、(受けの左脇に右手刀突き入れてから)右の掌を返して手の甲で抑えるように受ける。次に受けの右手による上段突きを、(受けに右手刀で目切りを入れてから)右の掌で相手の手を引き込むように受ける。さらに受けの左手による下段突きを、左に捌いて右の掌の小指の腹で撫でるように受ける。続いて、相手の右手の中段突き、左手の上段突き、右手の下段突きを同様に捌いて受ける。攻守を交代して、中段突き、上段突き、下段突きの攻撃と受けを繰り返す。徒手の場合、左右の動きを変えて行うことができる。
  猪谷一郎 https://www.youtube.com/watch?v=dXhyqU02Zn0

(2)杖対杖の動き(考案中)
 構えは右逆半身。受けの右手による中段突きを、左に捌きつつ右の掌を返して手の甲で抑えるように受ける。次に、受けは取りの抑えを受け流して、右手刀で取りの左横面を打ちにいく。取りは、(受けに右手刀で目切りを入れてから)右の掌で相手の手を引き込むように受ける。さらに受けの左手による下段突きを、左に入身して左手刀の小指側で受ける。続いて、相手の左手の中段突き、左手刀の右横面打ち、右手の下段突きを同様に捌いて受ける。攻守を交代して、中段突き、上段横面打ち、下段突きの攻撃と受けを繰り返す。徒手の場合、左右の動きを変えて行うことができる。

★剣の手引きと杖の手引きの技術体系について(2022年10月12日)
 西尾師範の合気道では、剣や杖を用いて体術を表現しています。これまで個別に剣の手引きと杖の手引きと体術との関連を説明してきましたが、会員の理解が少し進んできたようなので、今後は添付ファイルの図を用いて体系的に説明したいと考えています。未だ試行錯誤中ですので、ご意見・ご指摘をよろしくお願い致します。

★剣対剣のチェックシートについて(2022年10月10日)
 2022年9月17日(土)に実施した特別稽古では、目標とする9つの剣対剣のうち5つを行なうことができました。10月8日(土)は剣対杖の稽古を行ないましたが、相半身正面打ちの一教、逆半身片手取りの二教と逆半身横面打ちの五教の3つしかできませんでした。今後も月に1回のペースで実施する予定ですが、忘れてしまいがちなので、剣対剣のチェックシートを作成しました。活用して下さい。

★稽古中に見かけたら、お互いに注意しよう(2022年9月26日)
 怪我につながるので、気を付けましょう。これらの他にもありましたら、教えて下さい。
  1)力まかせに技をかけようとする! 
  2)投げられるのを我慢しすぎる!
  3)当身にかばい手をしない!
  4)投げたあとに前のめりになって周りが見えていない!
  5)投げられたあとや固められたあと、すぐに起きあがろうとしない!
  6)ボーッとしている!
  7)張り切りすぎる、頑張りすぎる!
  8)遅れて稽古に参加した時に、準備運動をしない!
  9)道場に入った時に、また畳の上に上がった時に、礼をしない!

★「手は小指」について(2022年9月14日)
 武術において「足は親指、手は小指」は有名な格言です。そこで、小指の働きや使い方を学んで、合気道の体術や武器技に役立てたいと考えています。まずは、小指の付け根から肘や肩の後ろに続くラインを意識して、前回り受け身、体の転換、正面打ち一教、剣捌きなどを行います。また、手刀は開いた手を小指側からやや緩ませて作りますが、この手刀で、例えば、相半身片手取り二教、坐り呼吸法、当身などを行います。さらに、四方投げや四教でも、小指で受けの手首をしっかりと掴み、人差し指の付け根で腰や体全体の力を受けに伝えることが大事です。

★三段打ちの稽古について(2022年8月29日、初稿)
1)剣による三段打ち
 お互いに中段の構えで相対した後、剣先を外すと右小手を取りにくるので、受けの剣を峰で抑える。続いて正面(または左横面)を打ってくる受けの剣を左八双で迎え入れる。この時、鍔の位置を肩よりも高くするとともに、柄を右手で押し込むようにしっかりと支える。次に右胴払いにくるので、左後ろに捌きながら受けの剣に峰を乗せるように受ける。攻守を交代して、受けの右小手を取りに行き、続いて面打ちと右胴払いを行い、これを繰り返す。
 剣対剣 https://www.youtube.com/watch?v=4nGUEDL1Mew
     https://www.youtube.com/watch?v=4u7nCj96Lgk
     https://www.youtube.com/watch?v=muHVK1gIkWk
2)杖による三段打ち
 受けは右半身の直突きの構え、取りは右半身の自然体。受けが直突きをすると、左に捌きつつ杖を返して受けの杖を上から叩く。続いて左横面を打ってくるので、受けの杖を左外に払う。この時、右手でしっかりと打つように払う。次に右脛を打ちくる相手の杖を、左後ろに捌きながら下段払いで受ける。攻守を交代して、右半身の突き、左横面打ち、右脛打ちを行い、これを繰り返す。杖の場合、左右の動きを変えて行うことができる。
3)徒手による三段打ち
 構えは右相半身。受けの左手の中段突き(縦拳で突く)を、左に捌いて右の小手を返して手の甲で抑えるように受ける。次に右手の上段突きを、右に捌いて右の掌で相手の手を引き込むように受ける。さらに左手の下段突きを、左に捌いて右の掌の小指の腹で撫でるように受ける。続いて、相手の右手の中段突き、左手の上段突き、右手の下段突きを同様に捌いて受ける。攻守を交代して、中段突き、上段突き、下段突きの捌きと受けを繰り返す。上述したのは内受けであるが、外受けでも同様の稽古ができる。
 徒手  https://www.youtube.com/watch?v=dXhyqU02Zn0

★真向法について(2022年7月24日)
 長井津(ながい わたる)氏が創始した健康法の一種。実に簡単で、四つの動作を行うだけ。合気道の開祖植芝盛平が準備運動に取り入れたため、今でも多くの道場で行われている。特に股関節の柔軟性を高めるので、運動能力の向上や怪我の防止にも役だつ。公式の真向法体操が以下のサイトで公開されている。
 https://www.youtube.com/watch?v=jtpjQ8gMX6A&t=3s

★スポーツ安全保険について(2022年7月21日)
 各年4月1日時点の会員につきましては、保険料を会費から負担し、各年度の始めまでには加入手続きが終わっています。具体的な事案が発生しましたら、まずは道場責任者にご相談下さい。基本的には稽古中または稽古に参加する通常の経路往復中の事故等が補償の対象です。また、事後請求のため、通院や賠償請求等にかかる領収書や書類等をしっかりと保管しておいて下さい。
 なお、補償対象や内容の詳細につきましては、以下のサイトをご覧いただくか、別途、資料請求をして下さい。
  スポーツ安全保険とは
  スポーツ安全保険の制度の概要

★救急事故発生時の対応について(2022年7月20日)
 救急事故が発生した時の対応として、可能であれば、救命講習などを受講していただくようお願い致します。
  救命講習の案内:「廿日市市」「広島市」
  救急救命の動画:「動画で心肺蘇生法をソナエント!」
 また、AEDの設置場所と連絡先については、以下の通りですので、よろしくご承知おき下さい。
  廿日市中学校のAED設置場所:職員室のある本館1F、中央出入口に向かって右手の外壁
  廿日市中学校の連絡先:0829-32-3191

★スワイショウについて(2022年7月20日)
 稽古終わりの整理体操として、時々、「スワイショウ(腕振り体操)」のなかの体ひねりを(正面を向いたまま行う方法で)行っています。稽古で高揚した気持ちを落ち着かせるのが主な目的ですが、簡単で健康増進などの効果もあるようですので、自宅でも行ってみてはいかがでしょうか。詳しくは以下のサイトを参照して下さい。
 https://y-tatibana-holy.icu/how-to-relax/

★熱中症対策について(2022年6月27日)
 体が暑さに慣れていないのに気温が上昇するこの時期は、合気道の稽古においても熱中症に注意する必要があります。正しい予防方法を知り、気をつけることで熱中症を防ぐことができます。以下のサイト等を参考に、熱中症の予防に取り組みましょう!
  熱中症 〜応急処置と予防法〜(帝京大学医学部付属病院)
  熱中症を防ごう(日本スポーツ協会)
  熱中症の予防・対策(日本気象協会推進)
 特に以下の点に配慮しましょう。また、頭痛、吐き気、めまい、脱力感などの症状が出た場合は、ただちに稽古を止めて応急処置をして下さい。
 1.睡眠不足や二日酔い、体調不良の時には稽古に参加しない。
 2.稽古前・稽古中・稽古後に、水分と塩分をこまめに補給する。
 3.稽古中は頑張りすぎず、疲れたら適宜休憩を取る。

★短刀取りについて(2022年3月29日)
 初段の審査項目である短刀取り技法のチェックシートを改訂しました。短刀を取りあげるまでの過程の説明を付け加えました。また、スマートフォンでも確認できるよう、PDF版にして掲載しました。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★「剣対剣」及び「剣対杖」の初期動作について
 西尾昭二師範の「剣対剣」と「剣対杖」の稽古法を研究中です。徒手(体術)、剣または杖の手引きの動きとの関連付けに苦労しています。まずは、西尾昭二「許す武道 合気道」を参考に、初期動作としての間合いの取り方から、つくり、左右の捌きまでの手順を整理してみました。

★短刀取りについて
 初段の審査項目である短刀取り技法のチェックシートを改訂しました。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★太刀取りについて
 参段の審査項目である太刀取り技法のチェックシートを作成しましたので、参考にして下さい。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★杖取りについて
 参段の審査項目である杖取り技法のチェックシートを作成しましたので、参考にして下さい。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★杖の手引きについて
 弐段の審査項目である杖の手引きのチェックシートを作成しましたので、参考にして下さい。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★剣対杖について
 参段の審査項目である剣対杖技法のチェックシートを作成しましたので、参考にして下さい。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★剣対剣について
 参段の審査項目である剣対剣技法のチェックシートを作成しましたので、参考にして下さい。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★剣の手引きについて
 弐段の審査項目である剣の手引きのチェックシートを作成しましたので、参考にして下さい。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★二人取りについて
 弐段の審査項目である二人取り技法のチェックシートを作成しましたので、参考にして下さい。なお、今後より分かりやすいものに改訂したいので、ご意見やご要望などをお寄せ下さい。

★技術資料について
 西尾合気道及び刀法居合に関する技術資料を作成中ですので、参考にして下さい。

★夏季の熱中症対策について
 夏季は、気温や湿度が上昇して熱中症になるリスクが高くなります。予防のため、タオルと飲み物を持参し、こまめに汗をぬぐって水分を補給するようお願い致します。

★稽古休止中の体力や柔軟性の維持について
 稽古休止の期間中、体力や柔軟性の維持のため、自宅での軽い運動や柔軟体操などが望まれます。そこで、YouTubeに合気道の準備運動の動画がいくつかアップされていますので、以下にそのアドレスをご紹介します。いずれも畳の上で一人でできる運動なので、動画を見ながら来る稽古開始に備えてはいかがでしょうか。

 合気道祥平塾の菅沼守人道場長編: https://www.youtube.com/watch?v=sYRrjlDPCbU&feature=youtu.be
 A&P合気道石垣道場の石垣晴夫道場長編: https://www.youtube.com/watch?v=OiP_AxZQb3o
 合気道三心会の熊澤美裕紀道場長編: https://www.youtube.com/watch?v=uDOkmEjlq9U

★新型コロナウイルス感染拡大防止対策について
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用と事前の手洗いをお願いします。また、稽古前には体温測定を行って記録するとともに、手指のアルコール消毒を行って下さい。さらに、稽古後には使用器具や接触箇所、手指等のアルコール消毒を行いますので、よろしくご協力下さい。
 なお、稽古参加にあたっては、「別紙:小中学校の社会体育使用時の留意点」を必ず遵守して下さい。この別紙はチェックリストになっていますので、事前の熟読と自己点検をお願い致します。また、発熱等の体調不良がある場合は、稽古への参加を控えていただくよう、お願い致します。



「剣対剣」及び「剣対杖」の初期動作について(Ver.3)