合気道では、稽古の達成度を評価するために、試合形式ではなく、審査員の前で級・段ごとに定められた技を行う形式で昇級・昇段審査を実施します。
原則として、昇級審査は、広島合気会の審査要項に基づいて、随時、当道場で実施致します。また、昇段審査は、年3回開催される広島合気会の合同審査会で実施致します。
なお、広島合気会では、各道場において昇級審査を行う場合は、道場責任者の判断による審査方法で合否を決めることができるとされています。そこで、廿日市合気道クラブでは、以下の通り、「昇級の審査基準と審査方法等」を暫定的に定めました。
昇級の審査基準と審査方法等(暫定版:2023年2月15日)
1)審査を受ける者は、定められた稽古日数を満たしていること
2)審査員は、道場長と道場長が指名した有段者の2名とする
3)1審査項目につき10点を満点とし、10段階で採点する
4)審査項目は、以下の5項目とする
①礼法及び構えの正確性
②受けとの間合い及び合わせの正確性
③技の理解度の良否及び動作の正確性
④動作中の姿勢の良否及び気迫(気合)の有無
⑤技の最後の姿勢の良否及び残心の有無
5)2名の審査点の合計で、以下の基準により合否を判定する
合格:70点以上 審議:60~69点 不合格:59点以下
6)審査員は、優れている点、努力すべき点、注意すべき点の3項目で講評すること
昇級審査用紙(第1版:2023年1月30日) PDF
昇級審査用紙(第1版:2023年1月30日) Word
なお、広島合気会の審査要項は以下のとおりです。
広島合気会 審査要項(2023年1月14日 改定) PDF